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『松本ぷりっつの夫婦漫才旅 ときどき3姉妹 推し旅編』(松本ぷりっつ/KADOKAWA)は、著者・松本ぷりっつ氏の家族が行った旅の様子を描いた、読むと外出したくなるシリーズの第7弾だ。今回のテーマは「推し旅」。好きなものに会いに行く、そして新しい「推し」を見つける。そんなわくわくする旅のかたちが、いつもの松本一家らしいユーモアとともに綴られている。
本作で訪れる目的地は、自由が丘、高円寺、立川、箱根~御殿場、金沢、徳島などと広範に及ぶ。自由が丘では九品仏浄真寺を訪れ、緑に包まれた静かな空間で心を整える。高円寺では、推しTシャツを求めて古着屋をはしごしながら「好き」を探す時間を満喫。そして立川ではボルダリングに初挑戦して普段使うことのない筋肉を使うことに驚きながらも、登りきったときの達成感をしっかりとかみしめ、夜は昭和記念公園のライトアップされた日本庭園に美しさに素直に感動する。「推し」の幅広さは、旅のエピソードによく表れている。