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  • 『私だけが頑張る片付けはもうごめんだ 家族6人魔窟部屋からの脱出コミックエッセイ』(おぐらあんこ/オーバーラップ)は、「片付けても片付けても散らかる!」という、子育て家庭が抱える悩みに真正面から向き合ったエッセイである。


    著者・おぐらあんこ氏の家は、子ども4人に加えて犬と猫がいる6人+2匹の大家族。片付けても5分後には床がジャングル状態。脱ぎっぱなし、出しっぱなし、置きっぱなしが積み重なり、家の中はまさに「魔窟」と化していた。とはいえ片付けを諦めていたわけではなく、むしろ収納術や整理整頓の書籍を読み、丁寧に暮らす人のSNSに憧れ、必死に努力してきた。にもかかわらずうまくいかなかったのだ。


    そんなおぐら氏はひとつの結論にたどり着く。「片付けられないから悪い」ではなく、「無理な片付け方を押し付けていた」というものだった。自分にとって使いやすい収納が、必ずしも夫や子どもたちにとって使いやすいとは限らない。戻す場所がわかりにくい、動線に合っていない。そんな小さなズレが積み重なって「片付けられない家」を生み出していたのである。


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