※本稿で紹介する作品は著者の実体験に基づいて描かれたエッセイです。価格や商品内容は書籍販売時点での内容となり、現在とは異なる場合がありますのでご了承ください。
1,000円あったら何ができるだろう。物価高とはいっても、ちょっと探してみれば使い道はたくさんあるものだ。『わたしの1ヶ月1000円ごほうび』(おづまりこ/KADOKAWA)は、月に一度、1,000円で自分を楽しませる「小さなごほうび時間」を描いたコミックエッセイ。その人気シリーズに第3巻が登場した。
本巻でも、思わず真似したくなる1,000円の使い道が次々と登場する。たとえば、昭和21年創業の老舗うどん屋で王道のきつねうどんを味わう、文房具店で気に入った便箋と封筒を選ぶ、ローズの香りの洗剤で洗濯タイムをいつもより少しだけ華やかにする、昼下がりに京都御苑の木漏れ日の下でコーヒーと一緒にパンを頬張るなど。どれも1,000円で叶う立派なごほうびとなり、そんな日常のすぐそばにある幸せが柔かなタッチで描かれていく。