
漫画家コトラさん宅では、2匹の保護猫が暮らしている。ひょうきんで愛されキャラのサレちゃんと大王様のように振舞うソワちゃんは性格が対照的。個性豊かな2匹から多くの笑顔を貰っているコトラさんは愛猫との日常を、猫コミックエッセイ『ネコトラビット』でコミカルに描いている。
ある日の夕食時、揚げ物を楽しんでいたコトラさん夫妻の耳に飛び込んできたのは、「さーれ」という謎の音…。ホラーな展開のように思えるが、コトラさんは声の主に心当たりがあって――。
実はこの音を出しているのは、妖怪「油舐め」となった愛猫サレちゃん。サレちゃんはキッチンのシンクに乗り、揚げ物をあげた時に拭き損じた油をペロペロ。ザラザラの舌でシンクを舐める音が、コトラさん夫妻の耳には「さーれ」という奇怪な音に聞こえていたのだ。