ダ・ヴィンチWeb

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年7月号からの転載です。



「高校生のときに詩を書く女の子の役を演じたことがあり、それから詩集が大好きになりました。短い文章であっという間に別世界へといざなってくれて、その時々に抱えている悩みを解決するヒントをもらえたりする。自分では上手く表現できない感情が言語化されていると、目の前が明るくなり、ほんの少し毎日が生きやすくなる気がします」


清原さんが偶然書店で出合ったという三角みづ紀の『どこにでもあるケーキ』。13歳という多感な1年間を繊細な言葉で表現した詩集だ。


「きっと三角さんが幼い頃に感じていたことを綴られている。その一つひとつに、私自身がこれまで生きてきた中で閉じ込めることしかできなかった感情が想起させられ、同時に、大人になるにつれて、それらを手放すことを選んだ悔しさ、切なさ、愛おしさなどを再確認できるんです」


  • 続きを読む