予測不可能なオチで読む者を魅了する『文学的なオチが癖になる 雪のヤドカリ4コマ劇場』は、漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリさん(@yukinohotel)が送る4コマ漫画だ。
ラムネを飲んでいた女子高生は、中のビー玉を取りたい様子。ラムネを飲んだことのある人なら分かるだろうが、キャップがしっかりはめ込まれた「打ち込み式のラムネ」は、中のビー玉を取るのが難しい。
しかし女子高生は、無理やりにでも瓶の蓋を開け、ビー玉を取ろうとする。当然、蓋は開かない。
そこで友達は「無理して開けずに周りのガラスを割れば?」と提案。瓶ごと割ってしまえば中のビー玉が取れるのではないかと思ったわけだ。
提案された女子高生は「それだ!」と、すぐさま同意。しかし実際に起こした行動は想像に反するもので……。
「ラムネの瓶」「取り出せないビー玉」という、多くの読者が経験のある「日常的な」状況を利用し、「えっ!? そんな方法も……!?」と「非日常」にルート変更してくれる本作。雪のヤドカリさんワールドをとくとご覧あれ。
文=雨野裾