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『黒牢城』が6月19日より劇場公開中。本作は第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞し、2022年版「このミステリーがすごい!」での国内編第1位を筆頭に4大ミステリランキングを史上初めて制覇する快挙を成し遂げた、米澤穂信による小説を原作としている。


端的に言って、本作は「時代劇」と「ミステリー」という両方の魅力を味わい尽くせる、おトクな内容だ。さらには、実際にあった「史実」と、創作で膨らませた「フィクション」の部分が、とてもマッチしている。「どこまでが実話だったの?」という興味は、実際の歴史への関心にもつながるだろう。


「エンタメ性が高い」とても間口の広い作品に



しかも、冒頭に最低限の状況の説明があるため予備知識がなくても入り込めるし、謎を論理的に解き明かしていく過程はエンタメ性が高い、とても間口の広い作品になっている。


さらに、主人公の城主・荒木村重を本木雅弘、天才軍師・黒田官兵衛を菅田将暉、村重の妻・千代保を吉高由里子、村重の腹心・荒木久左衛門を青木崇高、若手の家臣・乾助三郎を宮舘涼太(Snow Man)、村重の隠し刀・郡十右衛門役にオダギリジョー……などと脇役に至るまでキャスティングがとても豪華で、それぞれが本当に歴史上の人物としか思えないほどの実在感がある。俳優陣のファンは「いつもと違う(あるいは知っている)」それぞれの魅力にも期待してほしい。


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