『いつかのやさしさに、今日も救われてます るしこの子育て日記3』(るしこ/KADOKAWA)は、子育てに奮闘する著者・るしこ氏が、日常で出会ったささやかな「やさしさ」を描いたコミックエッセイ。慌ただしい日々のなかで、ささやかだけど心の温まる出来事の数々が、読む人の心を癒やしてくれる、「るしこの子育て日記」シリーズの第3弾だ。
結婚し、子どもが生まれ、気がつけばもう4年。その間、るしこ氏は子育てに追われる日々を必死に過ごしてきた。大変なことも多く、思うようにいかなかった日もある。振り返ってみると、それでも自分がここまでやってこられたのは、これまで出会った誰かがくれた小さなやさしさに支えられてきたからだった。
本作の魅力は、何か特別な出来事を描くのではなく、ごく普通の毎日のなかにある何気ないやさしさに目を向けているところだ。街で出会った人がくれたひと言や、ちょっとした気づかい、家族との何気ないやり取り。普段ならそこまで意識しないかもしれないような出来事が、かけがえのないものとして描かれていく。