「子どもがいる生活って最高に楽しいな」そう思わせてくれるのが、『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』や『夫婦レベル1、親レベル0』(KADOKAWA)をはじめとするコミックエッセイシリーズを描いているえむふじんだ。ツッコミかつ天然ボケの母、常識人だけど時々幼くなる父、ゲーム好きで斜に構えた長男、真面目だけど思い込みが激しい長女。そして、独特の視点が可愛らしくもちょっぴり生意気な末娘・えむみの破壊力ったらない。
――本書では、えむふじんさんと夫のえむしさん、そして、子どもたちのにぎやかな日常が描かれています。子育てのどういうところが面白く、どういうところが難しいと感じますか。
えむふじんさん(以下、えむふじん):面白さの一つは「自分の人生を追体験していく感じがするところ」です。私は子どもの気持ちを考える時に「この年齢の時に私は何て考えていたかな、どう思っていたかな?」ということを重視しています。そうすると、その時の自分に戻ったような気分になります。そして、もう一つの面白いところであり、難しいところは、やはり自分の小さい頃と子どもは違うというところです。もちろん自分と共通する部分もあるにはあるのですが、やはり子どもと私は別人です。同じような出来事があった時に「私はこうだった」という反応と、実際の子どもが見せる反応が違うこともままあります。その意外性が難しく、また意外だからこそ面白さを感じます。