ダ・ヴィンチWeb

  • 子どものころに見たものの正体が、大人になってからようやく分かることがある。あの時はただ「変な生き物」だと思っていた。怖くて、どうすればいいのか分からなかった。けれど今になって思えば、その生き物は助けを必要としていたのかもしれない。


    『続!ニンゲンの飼い方』(ぴえ太/KADOKAWA)は、魔獣や魔人たちの世界に迷い込んだ「ニンゲン」を、異形の存在たちが保護し、育てていく飼育レポートマンガ。かわいらしい絵柄の奥に、知らない生き物を前にした戸惑いや、弱い存在をどう扱うべきかという問いが描かれている。


    異形の魔人は、幼いころ、草むらでボロボロになって倒れているニンゲンを見かけたことがあった。だが、そのころはまだニンゲンの存在が知られておらず、魔人もそれが何なのか分からない。見たことのない姿をした小さな生き物。噛みついてくるのかも分からず、幼い魔人は怖さから、ただ見つめることしかできなかった。


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