「絆」という言葉が息苦しい。人には言いづらい親子関係のストレス/なぜ、愛は毒に変わってしまうのか⑤
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親を憎んでしまうのは自分のせい? なぜ子どもを束縛したくなる? こんな家族関係の悩みを人知れず抱えている方は多いのではないでしょうか。
SNSなどで注目される「毒親」について、脳科学者・中野信子氏が鋭く迫った『なぜ、愛は毒に変わってしまうのか』をご紹介します。
日本の殺人事件のうち55%が親族間殺人。殺人事件の件数は減っているのに家族間の憎しみが増えているのは、「家」という組織の中で一体何が起こっているのでしょうか?
家族についての悩みはあなたのせいではありません。気鋭の脳科学者が毒親との向き合い方を解説します。
※本記事は書籍『なぜ、愛は毒に変わってしまうのか』(中野信子/ポプラ社)より一部抜粋・編集しました「絆」という蹉跌
「絆」というのは美しい言葉です。なぜ、私たちは絆を美しいと感じるのでしょうか。そして美しいと感じる一方で、絆というのは(言いにくいことですが)息苦しいものでもあります。