猫はきゅうりを見ると、ヘビと勘違いして、驚き、飛び退く――。そんな動画をSNSなどで見たことがある人は多いだろう。見ている側は思わず笑ってしまうが、突然背後にきゅうりを置かれる猫の側からすれば、たまったものではない。
『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話(モフ田くんの場合)』(清水めりぃ/KADOKAWA)は、元社畜のモフ田くんが、ある日突然猫になってしまう日常を描くコミック。描かれるのは、猫の愛らしさだけではない。猫になったからこその不自由さや、人気者になったがゆえの受難がコミカルに描かれている。
モフ田くんの後ろにきゅうりを置く広報担当。猫としての反応を期待されているわけだが、モフ田くん本人からすれば迷惑な話だ。しかも、きゅうりを見た瞬間、体はしっかり反応してしまう。中身は会社員なのに、猫の身体は猫として動いてしまい……。