※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年8月号からの転載です。
普段からエッセイをよく読むという山下さん。中でも俳優・タレントの著書は、興味深いと話す。彼女が選んだ一冊は、吉高由里子さんの 『 しらふ 』。
「最近の吉高さんは、これまで以上に命を燃やすようなお芝居をされています。本当はどんな方なのか知りたくて、この本を読みました。エッセイって、著者の覚悟を感じますよね。自分の考えをまとめた本を買ってもらうわけですから。自分の言葉には責任が伴うからこそ、人間性もあらわになります。この本も、吉高さんの人間力が全開でした」
本書を通して感じたのは、チャーミングで嘘のない人柄。
「食べることが大好きなのがかわいくて。お芝居の怖さも語られていますが、どの役も乗りこなす強さを感じました。私はこの仕事に一番大事なのは運だと思っていて。吉高さんは人にも物にも優しく、何事も新鮮に捉える感性があるから、運が舞い込んでくるんだと思います」