暑い季節や寒い季節になると、つい過ごしやすさを優先して、おしゃれは二の次になりがちだ。けれど、本当におしゃれな人は、暑さや寒さ対策さえ楽しみに変えてしまうのかもしれない。
凍えるような冬の日、分厚いコートも、ネックウォーマーも、腹巻も、選び方しだいで気分を上げるアイテムになる。そんなことを教えてくれるのが、『マダムたちのルームシェア』(seko koseko/KADOKAWA)。それぞれ異なる人生を歩んできたマダム3人が、ルームシェアをしながら日々を楽しむコミックエッセイだ。栞、沙苗、晴子は、家でドラマを見たり、季節のイベントを楽しんだり、好きな服を着たりしながら、毎日を自分たちらしく過ごしている。寒さ対策ひとつをとっても、我慢ではなく「好き」を取り入れて楽しむ姿がなんて素敵なのだろう。
たとえば、寒い季節、晴子は「さっ寒いっ」と震え、栞は沙苗に「なんで一人だけ余裕そうなの」とツッコミを入れる。すると、沙苗は綿100%のインナーに、ネックウォーマー、ズボンの下にタイツ、さらにはジェラピケの腹巻を身につけていることを告白。