人間が寝静まった真夜中、猫が集まる喫茶店がある――。『深夜3時のくろねこ喫茶』(ねこまき(ミューズワーク)/スターツ出版)は、そんなほっこりとした空間を舞台にした猫漫画だ。
昼間の「くろねこ喫茶」は、至って普通の喫茶店。マスターのしずおは、人づきあいが苦手で無愛想なため、来店客からは「怖い人」と誤解されることも…。だが、本当は心優しい人物。3匹の飼い猫を心から愛しており、ベッドで一緒に眠る時には「お前たちといるときが一番安らぐよ」と、愛情あふれる言葉を口にする。
人間相手には見せない、本当に心を許せる猫にだけ向けるしずおの表情、その姿に思わず自分を重ねてしまう猫好きはきっと多いことだろう。
しかし、3匹の愛猫たちにはしずおの知らない秘密がある。なんと、3匹は人間が眠りについた深夜になると、ベッドをそっと抜け出し、しずおが営む喫茶店で営業を開始するのだ。猫たちが開く喫茶店には、多くの猫が来店。店内では、猫らしいユニークな世間話が繰り広げられる。