『シオミくんの給湯室ごはん』(洋々パニ/秋田書店)は、会社の給湯室で料理をする変わった新入社員と、彼を見守る上司が、料理を通して少しずつ距離を縮めていくグルメ漫画。忙しい仕事の合間に作られる温かい料理と、正反対な性格のふたりが繰り広げるやり取りに、心もお腹も満たされる作品だ。
営業部で働く佐東のもとに、ある日「新入社員が仕事をしていない」という報告が入る。その新入社員とは、デザイン部に配属された塩実だ。様子を見に行った佐東が目にしたのは、仕事をサボっている姿ではなく、給湯室で黙々と料理を作っている姿だった。実は塩実は、休憩時間に料理をしないと仕事がはかどらないというかなり変わった人物だった。こうして、給湯室を舞台にしたふたりの不思議な交流が始まっていく。