「ツッコミ」は空気を一変させるキーマン?/ツッコミのお作法⑤
-
先日、『ハマスカ放送部』(テレビ朝日)にまた呼んでもらいました。これまでにこの番組では菅田将暉さんたちと音楽ゲームで対決したり、学生時代に部活でやっていたハンドベルの腕前を披露させてもらったり、それまでコテンパンに言われていたのに英語が話せると知った途端に永野さんにビビられたりと、いろんなことをやらせてもらっています。今回は、MCのハマ・オカモトさんと齋藤飛鳥さんがラップを勉強して自己紹介ラップをできるようになろう! という企画でした。
僕はザ・マミィ酒井貴士とラップユニット「Mells」をやっていましたし、ハマさんのバンドOKAMOTO'SのライブでEminemの「Lose Yourself」を披露させてもらったこともあります。後者は本当になぜなんだという話なんですが、ともかく一応ラップの経験はあります。そんな僕のこの日の役割はというと、ヒップホップには付き物の「ディス」を学ぼうというコーナーで、MC2人にディスられるターゲットになることでした。駆け出しのころの僕が思い描いていたテレビの出方じゃありません。呼び込まれてスタジオに出ていったところ、先生役のラッパー・GASHIMAさんから「みんなでトンツカタン森本さんをディスろうー!!」という、前代未聞のタイトルコールがありました。