子どもには穏やかに接したいと思っていても、危ないことをしたり、約束を守らなかったりするとつい強い口調になってしまう。怒ったあとで「もっと違う伝え方があったのでは」と落ち込むこともあるだろう。『怒りたくて怒ってるわけちゃうのになぁ 子どもも大人もしんどくない子育て』(きしもとたかひろ/KADOKAWA)は、学童の支援員として多くの小学生と関わってきた著者・きしもとたかひろ氏が、子どもへの声のかけ方のコツを教えてくれるコミックエッセイだ。
保育の基礎を学び、子どもたちと楽しく過ごしたいという思いで学童の支援員になった、きしもと氏。しかし現場では、忘れ物を注意したり、危険な行動を止めたり、宿題を促したりと、叱らなければならない場面に何度も直面する。感情的になっては反省し、「怒らずに伝えるにはどうすればいいのか」と悩んだ日々。その経験をもとに、子どもの行動だけを見るのではなく、その奥にある彼らの気持ちを想像する方法を探っていく。