ダ・ヴィンチWeb
  • 鬼の花嫁 富樫じゅん:作画、クレハ:原作/スターツ出版


    家族に愛されなかった少女が、あやかしの頂点に立つ鬼に見初められる。その劇的な出会いから始まる和風シンデレラストーリーに、アニメでもすっかり引き込まれてしまった。


    その作品とは、シリーズ累計発行部数750万部突破の『鬼の花嫁』(クレハ/スターツ出版)。実写映画化されたことでも記憶に新しいこの作品のTVアニメ放送がついにスタートしたのだ。アニメでは、家族から愛されない日々を送る平凡な少女・東雲柚子を早見沙織、あやかしの頂点に立つ鬼の一族の次期当主・鬼龍院玲夜を梅原裕一郎が演じる。不遇な日々の果て、運命の相手と巡り会えた少女を何が待ち受けているのか。この作品の元々のファンは、早くあの甘く切ない展開をアニメで見届けたいと思うだろうし、アニメから見始めた人も、思わず続きが気になってしまうに違いない。


    TVアニメをきっかけに『鬼の花嫁』の世界をもっと深く味わいたい人におすすめしたいのが、コミカライズ版『鬼の花嫁』(富樫じゅん:作画、クレハ:原作/スターツ出版)。原作小説の幻想的な世界観も魅力だが、コミカライズ版では、細やかに描き込まれた美しい絵が、その世界をより鮮やかに映し出してくれる。最新10巻では、ヒロインの少女が、愛する人と別の女性の“浮気現場”とも見える場面を目撃してしまう。信じたいのに、何も知らされない。不穏な出来事が相次ぐなか、愛する人を思うからこそ本心を言えず、すれ違ってしまうふたり。だが、その思いをぶつけ合うことで、ふたりの絆はさらに深まっていく。


  • 続きを読む