ねこが出す“なぞかけ”を解いてみせよ! 朝も夜もかわいいものは?【オイディプスとスフィンクスとねこ】/ねこむかしばなし⑪
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『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第11回【全21回】
もしも、ねこがあの物語に登場したら…? 桃太郎、シンデレラ、一休さんなどなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦! 素敵な昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさすべてを兼ね備えたねこたちが加わることで物語は新たな展開に!? 誰もが知っているあのお話にねこが加われば笑いと癒やしが溢れ出す! とってもゆるくてやっぱりゆるい『ねこむかしばなし』にて、童話×ねこの癒やし系ねこまんがをお楽しみください。元となったむかしばなし スフィンクス
あるところにスフィンクスと呼ばれる怪物がいました。スフィンクスは道に居座っており、そこをどくように話しかけると、スフィンクスは「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これはなんのことか」と問題を出してきます。何人かの村人や旅人がその問題にチャレンジしましたが答えることができず、全員食べられてしまいました。ある日、旅人のオイディプスが訪れた時、スフィンクスにその問題を出されました。するとオイディプスは「答えは人間です。赤ちゃんの時は4足、成長して2足、年老いたら杖をついて3足歩行になります」と答えます。 正解をされたスフィンクスはその場を去り、悔しさのあまり谷底へと身を投げたのでした。