弱った仔猫を拾った時、まず願うのは「どうか助かってほしい」ということだろう。体を温め、病院へ連れて行き、できることを探す。けれど診察の結果、思ってもみなかった事実を告げられたら……。目の前の子のために、何を考え、どう受け止めればいいのだろう。
ライブドア公式ブログ「猫の手貸して」でも知られる、ぴなぱさん(@pinapapinapa)による『ねこねこネットワーク(NNN)にロックオンされています。』は、保護猫たちと出会ってきた一家の日常を描くコミックエッセイ。かわいらしい猫たちとの暮らしがつづられる一方で、保護猫との出会いの背景にあった厳しい現実も描かれている。
ゴミ置き場で拾った仔猫・茶トラを動物病院へ連れて行くと、足には大きな問題はなさそうだった。外傷も骨の異常もない。だが、鼻から血が出ていることについて、獣医師は「頭から来てるんじゃないかと思う」と告げる。そして、さらに重い言葉が続く。「頭蓋骨が割れてると思う」――その一言に、読んでいるこちらまで息が止まりそうになる。