恋は私たちをかき乱して、そのままではいさせてくれない。自分では制御できないときめき、焦燥、疾走感。この漫画は、そんなみずみずしい感情を、ページをめくるたびにダイレクトに感じさせてくれる。……恋っていいものだなぁ。私もこんなまっすぐな恋をしてみたいなぁ…。
読めば、そう思わずにいられないのが、『春は雲の上 1』(ソノヘンノ高橋/白泉社)。影の薄すぎるモブ男子と超有名インフルエンサーのラブコメディだ。ふたりの恋模様は、とってもピュアで、みているだけで悶絶もの。ニヤニヤが止まらず、ギャグ要素でクスッと笑わせながらも、ふたりのまっすぐな思いに、なんだかウルッとさえしてしまう。読むほどに心が洗われ、浄化されていくような、尊すぎる恋物語なのだ。