5匹の猫と共に育ったパグは猫になる!? 自分を猫だと思い込んでいるパグと猫たちの愛おしすぎる日常
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たくさんの猫の中で育った犬は、自分のことを“猫”だと思い込むらしい。『ウチのパグは猫である。』(ひぐちにちほ/ぶんか社)は、5匹の猫の中で育ったパグの日常を描いた作品だ。とにかく個性的な猫たちとかわいらしいパグの姿に癒やされるので、猫好きな人も犬好きな人も手に取って楽しんでみてもらいたい。
作者のひぐちさんは、5匹の猫を飼っているマンガ家。先代のパグ「乙女」が亡くなってから新たに迎えたのは、生後2カ月のメスのパグ「お茶目」だった。まるでゴルゴ13のような立派な眉毛を持つお茶目は、とっても元気いっぱい。弾丸のような勢いで駆け回り、高齢になりつつある猫たちが逃げ惑うほど…。
タイトルの通り、本作の主役・お茶目はパグなのに自分のことを猫だと思い込んでいる。高い窓辺に飛び乗る猫を見て自分も飛んでみたり、爪とぎする猫を見て自分も爪とぎしようとしたりと忙しい。どこからどう見ても「犬そのもの」なのだが、本人だけは自分を猫だと思い込んで猫と同じ行動をするのが何とも愛おしい。