擦りに擦られ続けた話題、議題というのがある。もう聞いた、もう考えた、もう話した、という顔をされるのが怖くて、私から提示することは殆どない。
が、しかし。
今日は勇猛果敢にも、タブーと自認しているそこに踏み込んでみようかななんて思っている。
と、いうのも、現在これを書いているのは新幹線。今日は読みたかった小説を読もうとワクワクして乗り込んだのだがそれを中断し、たった今弾かれたようにパソコンを取り出して、記している。お察しの通り、きっかけがあったわけだ。
現在の私の状況を説明すると、至って普通。最低限の荷物以外は荷棚にあげ、乗り込む前に買ったホットコーヒーを傍に腰掛けている。だから、前に座るおじさんがシートを全倒ししてこなければ、別段いつもと変わらない旅情を味わっていたことと思う。
はい。ということで、「乗り物におけるリクライニング問題」いってみよう。
当然のことだが、シートがここまで倒れる仕様になっている即ち、与えられた権利であり、おじさんは権利を行使したに過ぎない。定められた規格に従い、それを最大限に活用するのは至極当たり前のことだろう。文句を垂れる方が筋が違うのはわかっている。