安部若菜 エッセイ連載「私の居場所は文字の中」/第6回「SNSは用法を守って」
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コンビニで、クリスマスケーキやおせちの予約案内を見かけるようになり、あぁ、年末が近づいてきたんだなと実感する今日このごろ。
私はクリスマスケーキに心血を注いでいるので、既に今年のクリスマスケーキの注文は終えました。デパートで人気のケーキは11月になる頃には売り切れで予約を終了しているので、この世は情報戦だと常々感じさせられます。情報をキャッチ出来ない者は置いていかれるだけの非情な世界です。
そして12月に発売を控える小説『私の居場所はここじゃない』の執筆作業も大分終わりに近づいてきました。2度目の校正作業が終わり、原稿が手元を離れた今、あとは特典物などの作業をしながら完成を待つのみです。表紙や帯などの打ち合わせも終えたので、公開出来る日はまだかと待ち遠しくてたまりません。
また書籍情報もSNSで発信いたしますね。
そうして私は様々なSNSで仕事のことなどを発信していますが、情報の溢れかえる現代に疲れてしまう日も少なくありません。また、SNSに連投するのも苦手で、告知が重なると何故か申し訳ない気持ちになります。