子育ては、日々驚きと感動の連続。「こんなこともできるようになったの!?」と成長に驚いたり、ピュアな言葉に感動したり……。しかし「なぜそうなる!?」という良くない方の驚きに出会ってしまうのもまた育児。ママたちの日常のあるあるが綴られている白目みさえさんのコミックエッセイ『子育てしたら白目になりました』にも、ふたりの娘たちの予測できない行動が綴られている。
年子の娘たちを育てるみさえさん。まだふたりが赤ちゃんだった頃、ふとふたりを見たら、鼻にものを入れようとしている……!? 「鼻に物を入れてはいけません!」と慌てて止めに入る。人生の中で「鼻に物を入れてはいけません」なんてセリフを言う時が来ようとは。子育ては予期せぬことの連続でもある。
またある日は、コップにお茶を注いでいる最中なのに、コップを持っていこうとする子ども。「なぜそうなる!?」としか言いようがない展開だが、液体を注いでいる最中にコップを移動させたらどうなるか、わからない。わからないなら仕方ない……と、ちょっとイライラしながらも怒らず、「お茶を入れ終わるまでコップを動かさない」と伝えるみさえさんの忍耐力が素晴らしい。
確かに生まれたばかりの赤ちゃんは、しゃべることができないどころか自分の手の存在も知らない。そこから徐々に成長する中で、親も気付かないうちにたくさんのことを学んでいるのだろう。そんな突拍子もない行動とその後やってくる事態に焦ったり驚いたりする日々も、過ぎ去れば懐かしい、戻りたいほど貴重な時間になる…はず!?
文=原智香