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宮野シンイチさんの『夜逃げ屋日記』(KADOKAWA)。誰かから逃げるために引っ越しをしようとする人の依頼を受け、引っ越し方法の考案、夜逃げ先の手配などあらゆる面で依頼者をサポートする“夜逃げ屋”で、著者自身が働いた経験をマンガにした作品だ。


宮野さんと夜逃げ屋の出会いはテレビだった。テレビで観た夜逃げ屋の女社長をマンガに描くため、宮野さんはなんとか取材を取り付ける。極度の緊張の中待ち合わせ場所に到着すると、現れた社長は「予定変更! 取材は後!」と一言。「人手欲しかったし」と突然夜逃げの現場に連れていかれてしまうのだった。


そうして連れていかれた現場はDV夫から逃れるため、妻が引っ越しをするというもの。「夫が入浴する時に風呂の温度が41度以下だったら掃除からやり直し」「2コール以内に電話に出なければ家を追い出される」など傍若無人なルールに長年従わされていた妻はストレスから味覚障害を発症。ついに夫から逃げる決意をしたという。


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