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INI木村柾哉、渡邉美穂&齊藤なぎさらで実写化! “魅せ方のプロ”のアイドルたちが魅せる映画『あたしの!』の見どころは?【映画レビュー】

  • 『あたしの!』
    ©幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会

    『ヒロイン失格』をはじめ、人気少女漫画家・幸田もも子の作品は実写化でも常に面白さ満点。その理由は原作自体がギャグ・感動・胸キュンのすべてにおいて最高だから、映像化した時もメリハリが出てくるところにあるといつも感じています。


     そんな幸田作品の中で、「恋を取るか、友情を取るか」をテーマにした『あたしの!』(集英社)がこのたび実写化(11月8日公開)。主演は元日向坂46の渡邉美穂とINIのリーダーでもある木村柾哉が務めます。


    あこ子と充希、どちらも応援したくなるキャラクター


     渡邉演じるあこ子は高校2年生に進級、学校イチの人気者・直己(木村)が留年し同じクラスであることが判明します。ビジュアルだけでなく中身もイケメンな直己にすぐ恋をしたあこ子。小学校からの親友である充希(齊藤なぎさ)にそれを打ち明けつつ彼女の気持ちを聞くと、充希は「憧れと好きとは違う」と恋心を否定。それなのに怪しい行動を取る充希をあこ子は疑いはじめ、小3から続いたふたりの友情にヒビが入っていきます。

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