うだるような暑さが続く夏。キコと節子さんなら、そんな暑ささえも味方につけて楽しんでしまうのだ——。
『季節が好きなわたしとマダム』(にいざかにいこ/KADOKAWA)は、うつろう四季の中に楽しみを見つけながら交流するキコと節子さんの日常を描いた物語。お話に登場した料理のレシピ付きで、2026年のレシピ本大賞ではコミック賞にも選ばれている。
キコが家族とともに引っ越した街で出会ったのは、季節を楽しむのが上手な素敵なマダム、節子さん。意気投合したふたりはたまに会って交流を深めている。夏本番のある日、節子さんの家で待ち合わせをしたのは朝の7時。どうやら、早朝から明るいこの季節を利用して「夏の朝食会」を開くようだ。
キッチンに並んで準備をするキコと節子さん。部屋にはお米が炊けたいいにおいが漂っている。「お野菜は焼く? 蒸す?」と言われて「蒸すほうで!」と答えるキコ。ふたり分の少量だから蒸し器ではなく鍋で蒸してしまう。大葉はキッチンの小窓を開けたところにある植木鉢から取った摘みたてだ。さて、こうして仕上がった朝食とは…?