「もの忘れが増えてきた」「単語が出てこない」などの悩みは加齢に伴って誰にでも出てくるというが、症状が進むにつれて「認知症になるのでは…」という不安が強くなる。さらには「もう以前の自分とは違う」と自信を失いがちだ。
それなら、認知機能の低下をゆるやかにするような脳トレを試してみてはいかがだろうか。認知症ケアの第一人者、理学療法士・川畑智さんによる脳トレドリル『川畑式いきいき脳トレテスト』(自由国民社)なら、楽しみながら、のんびりと、自分の生活を支えるための脳トレを実践できそうだ。
川畑さんへのインタビューでは、川畑式脳トレを試した人の実例や活用法のほか、認知機能が心配な家族に取り組んでもらう場合のアドバイスなどを聞いた。
●川畑式脳トレはどんな人に役立つ?
——以前考案した「川畑式パズル」は厚生労働大臣賞優秀賞を受賞、そして本書で紹介されている脳トレはご自身が運営する「脳いきいき教室」で実際に使われているものです。どんな人が使うと良さそうですか?
川畑智さん(以下、川畑):もの忘れなどが気になる方から、認知症の診断がある方まで、広く使っていただけます。
——「認知機能低下のサイン」についても紹介されていました。自分の状態を知っておくと、認知症の対策がスムーズにできるそうですね。