食事をしていると、匂いに誘われたのか、愛犬が羨ましそうにこちらにやってくる。そんな景色は、犬と暮らす人にとっては、お馴染みのものに違いない。では、その時、犬は何を考えているのか。「たまに何か自分で作ってるけど…あれうまそうだよな…」「"料理”とかいうやつ…やってみたいな…」——もし、そんなことを思っていたら、どうだろう。しかも、飼い主のいないうちに、犬がこっそり料理を始めたとしたら……!
『いぬめし』(家田明歩/白泉社)は、料理に目覚めた犬の姿を描くシュールでかわいいグルメコメディ。読めば読むほどクセになる、異色で異“食”なコミックだ。
卵を割って、フライパンへ! 肉球で初めてのクッキング!
主人公は、飼い主・あいみと暮らす犬のぽてと。あいみがたまに作るズボラ飯を羨ましく思ったぽてとは、彼女が仕事に出かけている間に料理に挑戦する。まずは、あいみが作っていたさんま缶の卵とじ丼をまねして、犬用のささみを卵でとじてみようとするのだ。