麻雀・Mリーグで4度ファイナル進出の強豪チーム、EX風林火山の「ドラフト指名オーディション」は苦肉の策だった? #Mリーグ監督座談会こぼれ話
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2018年にはじまり、この秋で7年目を迎える麻雀のナショナルリーグ「Mリーグ」。男女混成のチーム戦、選手達はスポーツのような華やかなユニフォーム姿で対局を行う、などこれまでの麻雀のイメージを大きく変えるようなフォーマットが人気を博し、年々その盛り上がりを大きくしている。
今回は2023-24シーズンでファイナルステージに進んだ、U-NEXT Pirates(U-NEXT)、赤坂ドリブンズ(博報堂)、KADOKAWAサクラナイツ(KADOKAWA)、EX風林火山(テレビ朝日)の4チームの「監督」達に話を伺った。
Mリーグの選手は、日本プロ麻雀連盟、最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMUという5つのプロ団体に所属する選手の中から毎年ドラフトによって選ばれる。指名する選手は各監督が独自にリサーチし決めるのが普通だが、ときにオーディションを開催し、そこでの優勝者をそのまま指名することもある。優勝には5,000万円という賞金がでるMリーグにおいて、実力のある選手を獲得したいというのは全チーム共通の思い。一方で麻雀という偶然性の高いゲームにおいて一発勝負のオーディションで必ずしも実力のある選手が勝ち抜くとは限らない側面もある。今回は実際にオーディションによって選手を獲得したことのあるEX風林火山の藤沢監督を中心に、Mリーグのオーディションについて伺った。
※本稿は『Mリーグ2024-25公式ガイド』(監修:一般社団法人Mリーグ機構/KADOKAWA)より、同書未掲載のインタビュー原稿を編集しました。