お正月飾りを飾ってはいけない日は? 意味や飾る期間など基礎知識をおさらい【お正月飾りのしきたり】/お正月のしきたり・マナー
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家の前に飾る門松や、玄関に掛けるしめ縄、部屋にお供えする鏡餅などのお正月飾りは、新年の始まりに歳神様を迎えるためのものといわれています。気持ちよくお迎えするために、正しく飾るタイミングや場所などを心に留めておきたいですよね。「大人の品格マナー」の講師である末永貴美子さんに【お正月飾りのしきたり】を聞きました。
お正月飾りはいつからいつまで?
お正月飾りは「正月事始め」や「松迎え」といわれる12月13日以降、12月28日までに飾り、「松の内」が終わった後に下げます。松の内は地域によって異なり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとされることが多いようです。
飾るのに避けたほうがいい日は?
飾り始めに避けたほうがいいといわれるのは、12月29日と31日です。29日は「二重苦」になるから。31日は、歳神様を迎えるにあたり、元日の1日前に飾るような急ごしらえでは失礼にあたるから、といわれています。